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コピーレフトとバザール方式

バザール方式 と コピーレフト

WOMBATの大切なテーマ
バザール方式』 と 『コピーレフト
についての解説です。


2001-12-22, Setu
更新:2001-12-25, Setu


コピーレフトと法律

コピーレフトって言うのは、自由ってことを一つの定義にして GPL/LGPLって法的に有効なライセンスとして定義してあるんだね。

そうして、コピーレフトで定義される実際に存在する自由な世界を示した。 それは、もうそこに存在する。これからつくる必要はない。 あとは、参加者を増やして、みんなでその世界を豊かにしてゆくだけ。

LINUSとならんで、(って言うか本当はコピーレフトの元祖の)RMSとして 知られるリチャードMストールマンっていう、GNUプロジェクトを始めた人がいる。

コピーレフト、GPL、LGPLは 彼の 偉大な作品。 最終的に弁護士と一緒にGPLをアメリカの法律で有効になるように 定義して、それからプロジェクトを始めた。これがGNUプロジェクト。 普通にLINUXと呼ばれているのは、GNU/LINUX。

コピーレフトと言うのは、

  1. 「作品を複製したり再利用する権利を保証する」
  2. 「複製/再利用するための材料(ソース)を提供することを保証する」
  3. 「複製/再利用したものも、コピーレフトであることを保証する」
  4. 「関係した著作者、原作が尊重されることを保証する」
この三つが保証され、義務づけられているものです。

これを法律的に実現するために、著作権法を利用して作られたライセンスが あります。これは、GNUプロジェクトで作られています。 http://www.gnu.org/home.ja.html

GFDL は、文書/本などに使うためのコピーレフトなライセンスです。 http://www.debian.or.jp/~mhatta/fdl.ja.txt

GPL はソフトウエアのためのライセンスですが、ソースコードが 何に当たるかを示せば、基本的に何にでも使えるとのこと。 写真や音楽でも映像でも? ftp://ftp.sra.co.jp/pub/gnu/local-fix/GPL2-j/gpl.text.gz

なお、法律的に実証ずみなのは 英語版だけなので、 日本語版は「解説」だと思ってくださいとのことです。

また、コピーレフトの解説もGNUのサイトにあります。 http://www.gnu.org/copyleft/copyleft.ja.html

他に作られているライセンスの説明や、コピーレフトであるかの判断はこのペー ジにあります。 http://www.gnu.org/philosophy/license-list.ja.htm

RMSはGNUを、「伽藍方式」で作ろうとした。。。 大部分は出来たんだけど、独立した製品になるのにてこずってた。

そこにLINUSが「バザール方式」を持ち込んで、本当にあっという間に GNU/LINUXを独立して使える製品として完成させてしまった。

著作者、原作が尊重される

つまり、関係した作者の名前やコンタクト(email,ホームページ)を どこかにおいておくし、原作をどこかにおいておいて、読者がたどり着けるようにするって事です。

つまり、著作権フリーとは 大きく違うんだよってことです。

コピーレフトの著作者は、宣伝効果を得ることが出来ます。
LINUXをフリーにしたことについて、「商売にしたら大儲けしていたのに」って
質問に対してLINUSは、「この先、少なくとも10年間いい職にありつけるよ」
って答えています。

また、それをねらってコピーレフトのプロジェクトに お金を投入している企業もいます。(もちろん それが第一の目的ではないけど、投資に対する効果の説明にしていると思います)。

で、いいものに仕上げって来ると、素晴らしい人が集まって来て、協力してくれてどんどんいいものになってゆくって 事が おきます。。。。

そして、コピーフリーの作品は無料で配ることも出来ますから、同じ分野で他の作品を寄せつけない第一の作品(カテゴリー キラー)になってゆきます。


コピーレフトの表示

こういう注意事項はどうだろう?
どこででも、使ってもらえる上に、WOMBATの宣伝にもなる。。。
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コピーレフトです。再配付、再利用が自由に出来ます。
copyright (c) 2001, <作者の名前> ライセンス:GPL
http://copyleft.webhop.net/ を 参照ください。
利用の時は http://wombat.webhop.org/ を 明記してください。
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<作者の名前> は 各自の名前に置き換える。。。
URLは 自分のホームページでもいいです。
(ホームページには WOMBATのリンクをおいてね)

バザール方式と伽藍方式

「インターネットは、ダイナミック」って事です。

誰かが作って、それをデザインして、何だかんだして、 やりなおして、どうのこうのして、テストの印刷をして、 って事は、ないんで。。。。

もうちょっと、ダイナミックな編集方針でもいいかもっておもった。 試してみて、だめだったら、さったと引っ込めて、次の案を載せて。

コピーレフトといっても、その開発方法にはいろいろあります。 ソフトウエアでは、 「伽藍方式」と「バザール方式」と言うのがあります。

「伽藍方式」は、カテドラル方式、大きな教会のことかな? 中心になるチームがいて、ほとんどの事がチームで行われてゆく方式。

「バザール方式」は、あのインドのごちゃごちゃのマーケットみたいな感じだよね。 中心にいて指揮をとってる人はいるけど、基本的にばらばらにあっちこっちで、 いろんなことをやっている。

LINUXは、バザール方式で作られました。って、いうかそれまでのソフトウエア の開発は、ほとんどが「伽藍方式」だったのだけど、LINUXはそれを見習わな かったんだよね。で、みんなが「そんなんで うまくいく分けないじゃん」って 言ってた。

そうしたら、うまくいってしまった上に、出来たものはちゃんと 統合されてい るんだ。これは インターネットを使ったコミュニケーションのおかげだよ ね。。。。

そうして、LINUX式のよってたかって方式を「バザール方式」と呼んだんだね。 そのとき、普通のやり方を「伽藍方式」って呼んだわけ。。。。

ちなみに、その記事は、ここで読めます。 いろいろあつめて、本になって、「オープンソース」って名前で日本で売られて いると思います。 http://nowhere.webhop.net/commune/?open/eric-opensource.html

しょっちゅう、リリースをするんだよね。 作りかけの物を見ることも出来れば、 「あたらしい完成した最新版」が、しょっちゅう出てくる。

すごい数の人間が関わっている。。。。 いろいろな形で参加できる。。。 参加の手続きもなく、かってに参加して、これ使ってねっていう。。。

良かったら、一応、「正式版の管理者」が、正式版にいれるかどうかを 決めるんだけど。。。。始めから今でも、正式版の管理者は ライナス。 かれのコーディネーションの仕方がよかったのもLINUXが成功した秘訣。

また、正式版じゃないのも、出回ってるってのもコピーレフトならでは。

それを使って、いろいろな道具と組み合わせてCDROMに焼いてうっているのも、 いろいろと種類がある。。。。

だから、1月末には、MIKI版のWOMBAT正式版がでることにして、 それまでは、開発版(作ってる最中のもの)も、別のURLで公開して そのプロセスまで公開したらいいんじゃないかね?

って言うか、MLではそうなってるし、つい、編集会議の方針を知らずに 勝手にページを作ってしまったので、開発版みたいなページもできたし。

WOMBATは、バザール方式

だから、重要なキーワードは「コピーレフト」と、もう一つ「バザール方式」だね。。。

『バザール方式』は 大切なキーワードだから、表に出しといてね。

「ある程度完成するまで公開しない。それまでは関係者のみ」って 言うのは、「伽藍方式」。

もちろん、「WONBAT正式版」を作ってる「伽藍=編集部」があっても いいけど、「編集中の正式版を、公開しておくべき」で、 その議論も「公開して(もうしているね)」、「全部の途中の部品や 試作も公開して」、それに対して、雑音が起きる場所も用意して。

そうすると、「正式版発行」の時にはもうたくさんの目に触れてきた ものが出来るわけ。。。。

「正式版 の編集版」から鼻を突っ込んでいる人もいれば、
「正式版 の発行版」がでるまで、無視している人もいる。ってわけ。









コピーレフトです。再配付、再利用が自由に出来ます。
copyright (c) 2001, Prem Setu. ライセンス:GPL
http://copyleft.webhop.net/ を 参照ください。
利用の時は http://wombat.webhop.org/ を 明記してください。

変更履歴

v0.3.0
2001-12-25
setu
コピーレフトの表示のしかたを追加。目次と概要を追加。ウエブページとして公開。
v0.2.0
2001-12-23
setu
「関係した著作者、原作が尊重されることを保証する」を追加。その説明をメーリングリストに、投稿。
v0.1.0
2001-12-22
setu
初版をWOMBATメーリングリストに投稿。



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