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WOMBAT - 編集会議 1 (2001-12-19)

「第1回 WOMBAT編集会議」 報告 

2001-12-19 19:00-22:00 ゛ジョナサン゛護国寺店にて
update: 2001-12-20

参加者:中村、清内、塚本、丸田(ランジット)、森田
      三木(みき)、稲吉 粂(あかあむ)
書記:あかあむ
html化:セトゥ



【当面の目標および具体的なスケジュール】

  • 1月中にウェッブマガジンを創りたい
  • 表紙 ⇒ 
    • 表紙だけでプレスリリース、立ち上げるという案も
    • デザイナーを早急に調達・依頼する
  • コンテンツ ⇒
    • 新しい価値観のサイトを探してくる
    • 上記のサイトの内容をWOMBATの言葉で普遍的かつ平易に翻訳する(許可をとる)
    • 内部で独自に企画・制作するのもOK

会議では、まずはじめに、以下、ふたつの事項についての 三木さんよりの説明(なるべくキーワードを中心に忠実に再現 しますが、一部コピーレフトの趣旨に沿いレポーターのバイア スがかかった表現となっていることをご了承ください)があった。

【これまでのいきさつ(WOMBATの企画書の背景)】

10年前から講談社を相手に、゛プラネット゛(Planet 惑星)の名称 でマガジンを発行する企画を提案し続けてきた。その企画の趣旨 は、今回、当MLで公開された企画書の趣旨とほとんど同じ。 しかし、旧い体質の講談社からは相手にされず、没になってきた。 そして、今や時来れりで、成功へのあらゆる条件が揃ってきている。

第一にインターネットの登場と普及が、歴史の流れとなり、これを 促進する性質をWOMBATがもつことが、雑誌発行にとって追い風 となること。

第二にまったく新たな超媒体として、「知らせる」という行為だけで 結果的に社会の変革を促すことにつながり、その使命をまっとうで きること。

【WOMBATの雑誌としての性格および使命】

では、どんな性格の雑誌になるのか? ズバリ、新しい世界のための「総合雑誌」。総合というからには、当然 ながら政治、経済、社会、生活、健康、ビジネス、文化、藝術その他 あらゆる分野を包括した幅広い情報を提供してゆく。 しかも、世界に向けて発信し、さらに国境間、あらゆるセクショナリズム を超えた柔軟かつ自由(リベラル)な「総合雑誌」にする。

もうひとつ【超重要】なのは、「世界を変えるツール」であることはいうま でもないが、すでに世界中のあちこちに揃っている新しい世界のための 人材、リソース(資源や資財)、情報、テクノロジーなどを【つなぐ】役割を ゛The Pranet Magazine゛が担うということである。 したがって「総合」といっても、ただ様々な分野の話題を、おでんのように ごった混ぜにする(筆者による比喩)ことで満足するのではなくて、「しか るべき輝けるもの同士を結びつける」力をもつがゆえに「総合」雑誌とな りうるという面がある。

これは、【ネットワークのためのネットワーク】というコンセプトと関係する。

第2部は、三木さんの説明の続きと参加者各人から 出た意見を紹介しながら、会議の成果とこれから協力 をお願いする点などを載せました。 なお、ここに報告しているプロダクツについては、すべ てコピーレフトです。改変、改良は自由に行っていただ きかまいません。どしどしアイデアをお寄せください!!

【WOMBATという名前の由来】

世界的に著名な生物学者ライアルワトソンがオーストラリアに棲息する有袋類のWOMBATという動物を 「この世で最も役に立たない生物」として紹介。これが おおいに気にいり、またその音の響きがよいので、 新たに発刊する雑誌の名前として採用することにした。 ( ゛The Planet Magazine゛というタイトルを冠するには ふさわしいと思う。誰の所有でもなく、何かの道具でも 利用の対象でもない、ただ存在するだけなのにそのま まゆるされ恩恵にあずかっている、そのありのままの 満ち足りた姿が美しい・・ という感覚が地球上からどん どん駆逐され、消え去ってきた今こそ、まだその生命の 力を奪われずにいることが可能性を予感させるから)

【マルチメディア構想】

  • 最初にインターネット版のマガジンをつくり、それを もとにコンパクト化してペーパー媒体の月刊誌を発行 する。
  • 磁石が鉄片を拾ってくるように、いろいろと新しい世界 をすでに模索しているとか実現しているサイトを拾い集め る。>鈴木さん
  • 文字情報だけでなく、ビジュアル系もふんだんに使う。 声とか音楽も。>清内さん ・トップページにコンセプトの主張をビジュアルでもって くる。光のほか、音ネタもいれる。>清内さん
  • テレビなどから映像メディアを流すとお金がかかるために それだけ情報操作もされやすくなる。文字と映像の併用で この問題は解決する。>鈴木さん
  • メディアリテラシー(メディアが歪曲されて提供されるという 実態を知ることにより、意識的に映像を受け取り、いったん ニュートラルに還元しながら、主体的に判断、情報操作から 自由になるための知恵を学ぶ分野)的には、映像メディア は単にわかりやすく直接的というメリットだけではない、危険 性もあるし、たとえそうした操作の意図がなくても、受け手の マインドにある条件づけが、対象を歪めて見せることもある。 映像の限界は、けれども文字情報により補完される。>粂
  • ホームページなどのデザイナーとしては、フラッシュムービー デジタルハリウッドなどの専門学院のクリエイターに呼びかけ たり、インドにいるSetuなどコンピュータ系の人を含めた基本 スタッフを集める。
  • 土台ができているところに行く大学生と違い、専門学校生は 技術を磨くことに熱心なので、ゼロのところからでも、じきに 好きなように創造してくれというと、食いついてくるところがあ る。(バンタンという専門学校が有望)>森田さん
  • 表紙デザインからコンテンツなどに関して、メンバーからいろ いろなアイデアを募集する。
  • 表紙はかっこよくて、わかりやすいものにする。
  • 音楽は最近の我が国の売れ筋の安易なものではない、 本来の音楽の粋を集めたものにする。
  • 先進国以外の海外の民族的な音楽、や地域的な音楽 などを寄せ集め、混ぜ合せるなど。>中村さん

【編集上の創意工夫】

  1. 総合性と個々をつなぐ共通性の発見。

  2. 真理にもとづく独自性を際立たせるために、旗幟(きし)−読みづらくてすみませんが、確かに三木さんが使用したもので(笑)−を鮮明にすること。  たとえば、アメリカの軍事行動を支援する日本政府の態度について小泉首相の政策を真っ向から批判  するときなどは、曖昧さをなくして、立場を打ち出す。
    (1と2は矛盾しない。全体の調和とともに個々の違いや多様性にたいする尊重も大切にするから)

  3. 誰にとっても理解できるように「わかりやすさ」をモットーにすること。

とにかくまずは、インターネット上でのコンテンツをつくる。

1月下旬までにサイトを完成させるのだが、「そこに来てくれる人の注目と関心をまずひくにはどうしたらいいか?」
>清田さん

答え;どれだけ総合的で、他と違うか、がハッキリと伝わることを目指せばいい。>三木さん

第1部で書き忘れたが、総合雑誌としては、各分野、各社会 事件・問題の根底に横たわる「共通性」などの直観をも提供 できてはじめて真の「総合雑誌」といえる >三木さん、粂

創刊号は非常に大事。ここで勝敗がある程度決する場合も。

【ネットワークのためのネットワーク】ということに関して。 たとえば、テロ事件を背景として平和を望む気運は高まり、 現在、活動している個人やグループは数多くある。 そうした動きを紹介するサイトもあれば、優れた活動をし ている人もいる。(例;GIVE PEACE A CHANCE) ただし、個々のレベルでは素晴らしくても、あるいはそれ ぞれの間を出入りするためのポータルはあっても、個々 のものすべてを組み合わせまとめる、それらよりも上位 のレベルがない。そこで、この役割を担う。

ここで編集上の問題として、同じ物事を伝えるにも表現のし かたに工夫を加える。 旧世界的な体系に属する言葉を新しい言葉に置き換えて みることによって、非常に大きな効果が得られる。 具体的な例として、 「ラブ&ピース」のキャッチフレーズを新しく違う言葉に置き 換える。

【ビジネスモデルの確立】

ビジネス戦略(旧世界用語ゆえ使いたくない言葉ですが)上 のポイントは三つある。 なぜ究極は精神(意識)革命であるのに、「ビジネス戦略」か というと、【ビジネスでしか世界は変わらない】との立場によ る必要性から来る。 具体的には旧世界のビジネスの圧倒的勝利者アメリカを 標的(ターゲット)としながらも競合することなく、既成のビジ ネスの方式を転覆させないといけない。 そのためにとる三つの手段とは・・

1.コピーレフト 2.DRM 3.P2P

これがアメリカのビジネス戦略にはない新しい方法である。 これらは、インターネットの特性により近い。 ひとつの中心、一方通行、階層性、権力性とは正反対の、 多中心、双方向性、対等性、口コミによる広がりという性質 と強みをもつ新しいこのビジネスモデルは絶対に勝つことに なっている!! 時代的要請として。

【参加者ひとりひとりは何をすればいいか】

企画書はあくまで原理にとどまる。具体的な形にしてゆく段階 は、参加メンバー各人の手にゆだねられている。 関わりたいところでそれぞれが関わる。 実際にモノをつくらないことには、協力や賛同や寄附金も得ら れない。

【新聞の投書欄の先へ進む試み】

時事問題を話し合う場を設定することで、否定しないとか、 わかりやすい言葉でコミュニケーションするとかの【お手本】 を示す。>粂

朝日新聞の「声」などの投書欄は限界がある。個人の意見が 出ても、ほとんどそのまんま。どうしてマスメディアは縦方向の 情報提供ばかりで、横方向の情報交換の機会を奪ってきたか? 各々他者の中心にアクセスして触発されたものを、新たな意見と してぶつけ合い対話するということもなく。 学校や家庭や友達同士でフランクに「今、世界に起きていること」 について話し合い、互いの相違点とか一致点を見出すとともに、 共通認識を得ながら時々刻々移りゆく事柄をしっかりと受けとめ、 これを共有すること。>粂

【続・編集上の創意工夫】

  • たとえば憲法九条にたいする違憲行為と闘っているひとが、たと え彼が法廷で敗れたとしても、【何をやろうとしたのかという事実を、 万人に通じる平明な言葉で伝える】という役割をWOMBAT が担う。

    それによって、とかく専門領域に限られがちな事柄が、もっと一般 化された形の情報として報道されることになる。モアイ君、きみの 至誠の願いは聞き届けられてますよ。>三木さん

  • (【ふつうの言葉で伝える】というのは、簡単なようで難しい。そして いわゆる術語や専門用語を用いることで壁をつくることを避けて、 わかりやすい言葉で「何が起きたのか」「内実はどうなっているのか」 などを、ありのままに伝えさえすれば、あとは事実を見てどう判断する かを、読者の良識にゆだねる、という信頼とおまかせのスタンスがこ の背景にあると思われます。正確な情報提供という企画の骨子の一)
  • マイナリティーの人々を表に出すために一役買う。例としては、女装 をメジャー化するなど。でも、この女装という言葉自体がさまざまな既成 観念をひきずっているので、これ以外の表現を使うとか・・
    “東京ゲイアンドレスビアンナイト” などは、実際に接すると内に秘め たるパワーが感じられる。彼らの凄いところは、「自分の生き方をデザ インしてしまう」ところだ。この潜在力を WOMBAT が引き出してあげれ ば、社会に認められずに負のエナジーを蓄積している人々は、もっと ポジティブなかっこうでそれを解放できる。その結果、マーケッティング 戦略上もすきま産業的なニーズに応えてかなりの市場になり得る。 >塚本さん
  • マイノリティーの秘めたるパワーを有効活用する例として、ゲテもの 食い>粂、SEXの弱いひとを解放>鈴木さん 
  • 企画書中の「日本から海外へ発信するもの」は何か? 日本のアニメがいいのではないか。゛ドラゴンボール゛は国の概念がな い。ストーリーを連載しつつ、雑誌のテーマを暗に展開するのはどうか。 >中村さん
  • 理解は笑いをひきおこす。臨済録は漫画の世界だった! ・「お笑い宗教ビジネス」と「カッコイイ アート」 ・マジュヌの笑いをもたらす言葉。この反対は単なる信念体系。 ・一休さんらの道歌、連歌をヒントに、現代版をつくる。
    >三木さん

【アジアへのまなざし/アジアと手をつなぐこと】

  • 韓国、マレーシア、シンガポール、台湾、中国、シンドネシアなど。 インフラがないところは除き、アジアのうち通信回線のあるところと ネットワークをつなげる。そして、EUサイトへのリンク。またインド。 >鈴木さん、三木さん

  • アジアの人々の食事やトイレなどの異文化を知りたいという要求に 応えるもの>鈴木さん

  • ただし、アンダーグランド、カウンターカルチャー志向の要素があると 方向性が変わってしまう>中村さん

  • 観光目的のツアーではないツアーを企画する。旅行者としてアジアの 国々を通りかかるのではなく、異文化をもった諸国の庶民の住居で 生活をともにし、その暮らしぶりをつぶさに見て体験できる。そして、 人々の考え方や感じ方まで理解できる良い機会とする。それが将来、 「世界の苦しんでいる人々と、世界をもっとよくしたいとい思っている世 界中の人々をネットワークするマガジン」「日本と発展途上国の間にビ ジネスチャンスをつくるマガジン」(企画書の10頁より引用)という趣旨 にかなうようになるはず。つまりこれもP2Pの実践。 >粂

【コミュニティマネー(地域通貨)】

  • WOMBAT の企画書を見て、とくに共感できたのは、中心がない世界、 個々の存在こそに中心があるという点。自分がしてもらいたいこと(犬 の散歩など)をしてもらったり、してあげたりする、個人同士が直接関わ り取引するという地域通貨の世界では、全体の中の一つの中心ではな しに、それぞれ複数の中心同士が出会い結びついているだけでなく、 地域通貨コミュニティ間をつなぐネットワークの役割を果たす通貨が 必要。>中村さん

    ネット上でバーチャルな街とかコミュニティをつくり、家を購入して定住し たり、その世界で働いてバーチャルマネーを稼ぎ、その街で花を買った りという体験をする。
    所属しているという実感や、横のつながりを確認できると思う。。>盛田君
  • 「ウルティマ・オンライン」というソフトを利用したシュミレーションゲームで は城を買ったり、働いて家を買ったりとか、さまざまな行為をしつつ、お金を 獲得したり、それをまた使ってみたりとか・・・ で、そうしたバーチャルレベル で蓄えたお金を、急にリアルなレベルにシフトして使えるようにする。貧しい 国のひとでも労働して、超国民通貨的な報酬を得れば、パソコンの売買が 日本などとも行えるということ。ショッピングモールやオークション。>鈴木さん

  • 南北問題を解決する方途として、為替レートと無関係の地域通貨に よる国家間のトレードは有効。円とその他の通貨の「段差」というものを なくしたところで、たとえば、発展途上国のひとの労働の対価として支払 われたコミュニティーマネーを受け取り、今度はそれを日本からパソコン を買うために使えるという仕組み。もちろんこの場合は、各地域通貨ネッ トワークをさらにネットワークするレベルの代替貨幣になるけれど。>鈴木さん

【言葉の有効活用】

  • 良い意味での造幣とともに、どんどんと造語をやっていく。
  • 旧い価値観をまとった言葉を頭から追い出して、新たな意味や概念を 担う言葉へと入れ替えてゆく。
  • 特殊な事柄の一般化、地域や特定の領域で発生したものを全世界に。 >粂

【収益をあげるための戦略】

  • 東京の役割は「権威と結びつく」ことだから、方便として誰かにその知名度 ゆえに協力を請うことは、全然OKとする。>三木さん
  • 金を使わずに宣伝する方法は、口コミつまりP2P>三木さん
  • 営業のための訪問キット(笑)が必要。>謎の人物
  • 表紙を見せるという手がある>詠みひと知らず(笑)

以上

 


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